Chain-of-Thought(思考の連鎖)とは?
読み方: チェーンオブソート
30秒まとめ
AIに段階的な推論プロセスを踏ませて回答精度を向上させるプロンプト技法。
Chain-of-Thought(思考の連鎖)の意味・定義
Chain-of-Thought(CoT、思考の連鎖)は、LLMに対して段階的な推論プロセスを明示的に踏ませることで、複雑な問題の回答精度を大幅に向上させるプロンプトエンジニアリング技法です。Googleの研究チームが2022年に発表し、大きな注目を集めました。例えば、数学の問題を解く際に「まず〜を計算し、次に〜を求め、最後に〜する」といった段階的な思考を促すことで、直接回答させるよりも正確な結果が得られます。OpenAIのo1/o3モデルやDeepSeek-R1は、内部的にCoTを活用した推論特化型のモデルとして設計されています。「ステップバイステップで考えてください」というシンプルな指示を加えるだけでも効果があることが知られており、プロンプトエンジニアリングの基本テクニックとして広く活用されています。Tree-of-Thought(思考の木)やGraph-of-Thought(思考のグラフ)など、CoTを発展させた手法も研究されています。