思考連鎖の木(Tree of Thoughts)とは?
読み方: シコウレンサノキ
30秒まとめ
LLMの推論を木構造で分岐・探索させ、最適な思考経路を見つけるプロンプト手法。
思考連鎖の木(Tree of Thoughts)の意味・定義
思考連鎖の木(Tree of Thoughts、ToT)は、Chain-of-Thought(CoT)を拡張したプロンプティング手法で、LLMの思考プロセスを直線的ではなく木構造(ツリー)として分岐させ、複数の推論経路を並行して探索します。各分岐点でモデル自身が「この思考経路は有望か」を評価し、有望でない経路を早期に打ち切る(剪定)ことで、効率的に最適解に到達します。 パズル、数学的推論、計画立案など、試行錯誤が必要な複雑な問題で特に威力を発揮します。BFS(幅優先探索)やDFS(深さ優先探索)などの探索アルゴリズムと組み合わせることで、従来のCoTでは解けなかった問題を解決できるケースが報告されています。実装にはAPIの複数回呼び出しが必要なため、コストと精度のバランスを考慮する必要があります。