比較| AIpedia編集部

AI翻訳ツール完全比較2026|DeepL・Google 翻訳・みらい翻訳・PLaMo翻訳など10ツールの料金・無料プラン・選び方

AI翻訳ツールの主要10ツール(DeepL・Google 翻訳・みらい翻訳・PLaMo翻訳など)を、料金・無料プランの有無・日本語対応・対応環境・長所と短所で比較しました。目的別のおすすめ、失敗しない選び方、よくある質問もまとめています(2026年11月時点のAIpedia掲載データ)。

AI翻訳ツールを選ぶ際、料金体系や無料プランの有無、日本語対応の深さなど、比較すべき項目が多くあります。また、利用目的がテキスト中心か動画ローカライズかなどによって、最適なサービスは大きく変わります。

本記事では、DeepLやGoogle 翻訳、みらい翻訳など主要10ツールを徹底比較します。AIpediaの掲載データ(2026年11月時点)をもとに、各ツールの料金・無料プランの有無・日本語対応・対応環境・長所と短所を整理しています。最新の料金や機能は公式サイトで確認してください。

さらに、具体的な利用目的に合わせたおすすめツールや、失敗しない選び方のポイントも解説します。導入前に知っておきたい情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

AI翻訳ツールとは?できることと選ぶ前に知っておきたいこと

AI翻訳ツールは、単なる単語の置き換えではなく、文脈や敬語レベルを考慮した自然な表現への翻訳が可能です。テキストだけでなくPDFやWordなどの文書ファイルを書式を保ったまま翻訳できる機能や、Webページ全体をブラウザ拡張機能で翻訳する機能が見られます。さらに、会議中の音声をリアルタイムに字幕化する機能や、動画の吹き替えまで対応するツールも存在します。

  • ビジネス文書や契約書などのファイル翻訳
  • Webサイトやブログ記事の多言語化
  • オンライン会議や対面での会話支援
  • 動画コンテンツの字幕作成や音声吹き替え
  • 社内用語集を活用した統一された表現の維持

ツールを選ぶ際は、まず無料で使える範囲を確認しましょう。例えば、DeepLは月5万文字まで、Google 翻訳は基本機能が無料で利用できますが、ファイル翻訳にはサイズやページ数の制限がある場合があります。また、入力データがAIの学習に使われるかどうかはツールによって異なるため、機密情報の取り扱い方針を事前に確認することが重要です。

対応する言語数や環境も比較ポイントです。みらい翻訳やPLaMo翻訳は翻訳の処理を日本国内のサーバーで行うと案内しており、データを国外に出したくない場合の選択肢になります。一方で、WeglotやRask AIのように特定の用途に特化したツールでは、料金体系がユーロや米ドル建てになる点に注意が必要です。個人利用か法人利用か、Webブラウザかアプリかによって最適な選択肢が変わるため、自社の業務フローに照らして検討してください。

主要10ツールの比較表(料金・日本語対応・対応環境)

ツールAIpediaの評価主な料金プラン日本語対応対応環境
DeepL4.6無料版 ¥0(月5万文字・ファイル翻訳月1件・5MBまで) / Individual ¥1,150/月(年払い。月払いは¥1,380) / Team ¥3,750/ユーザー・月(年払い。月払いは¥4,500)対応Web・Windows・Mac・iOSほか
Google 翻訳4.2無料(Webサイト・Android/iOSアプリ) / システム組み込み用のAPIは別サービスのGoogle Cloud Translation(従量課金・米ドル)対応Web・Android・iOS
みらい翻訳4.3Plus Free ¥0(テキスト翻訳5,000文字まで・1日の文字量制限あり、ファイル翻訳月1件) / Plus Starter ¥495/ユーザー・月(年払い。月払いは¥550)対応Web・Chrome拡張機能(Plus有料プランのWebサイト翻訳)・iPhone・iPad(リスニングアシスタント)・API(APIサービス)
PLaMo翻訳4.2Free ¥0 / Lite 月額1,180円(税抜、税込1,298円) / Pro 月額2,980円(税抜)対応Web・Windows(デスクトップアプリ)・macOS(デスクトップアプリ)・Chrome・Edge拡張機能ほか
ヤラク翻訳(旧ヤラクゼン)—デモ利用 ¥0(1回2,000字・月2万字) / 無料会員 ¥0(1回5,000字・月5万字)対応Web(Chrome・Firefox・Safari・Edge)・API(有償オプション)
Papago4.2Papago 無料 / Papago Plus Basic $9.99/月 / Plus Standard $29.99/ユーザー・月対応Web・iOS・Android(Papago Plusアプリ)・Windows・Mac(Papago Plus PCアプリ)・Chrome拡張機能(Papago Plus)
Weglot4.2Free €0(2,000語・1言語) / Starter €15/月(1万語・1言語) / Business €29/月(5万語・3言語)一部対応Web(管理画面)・WordPress・Shopify・Wixほか
Rask AI4.3Free trial $0(3分) / Creator $39/月(月25分) / Creator Pro $99/月(月100分)一部対応Web・API
Phrase TMS4.1翻訳者・翻訳会社向け Freelancer $27/月(年払い・TMS 1席)・Professional $525/月(年払い) / 法人向け Team $1,245/月(年払い)一部対応Web・CATデスクトップエディタ(Windows・macOS・Ubuntu。2025年10月から保守モード)・API
Amazon Translate4従量課金(米ドル):標準テキスト翻訳 $15/100万文字 / バッチ文書翻訳 $15/100万文字 / リアルタイム文書翻訳 テキスト・HTML $15/100万文字、DOCX $30/100万文字対応AWSマネジメントコンソール・API・AWS SDK・AWS CLI

評価は AIpedia 編集部による 5 点満点の評価です。「—」は AIpedia にまだ個別ページがないツールです。料金やプランは変わることがあります。契約の前に、各ツールの公式サイトで最新の情報を確認してください。

10ツールの特徴・料金・向いている人

1. DeepL

DeepLは、テキストや文書ファイルを翻訳できるAI翻訳サービスです。公式サイトでは100以上の言語に対応していると案内されています。PDFやWordなどのファイルを書式を保ったまま翻訳できるのが特徴です。

  • 強み:日本向けの料金が円建て・税込で表示され、Individualは年払いで月¥1,150から利用できます。
  • 強み:有料版のDeepL Proでは、翻訳データがAIモデルの訓練に使われないと公式に明記されています。
  • 強み:WindowsやMac、スマートフォン、ブラウザなど、使える環境が豊富です。
  • 注意点:無料版は月5万文字・ファイル翻訳月1件までと制限があります。
  • 注意点:無料版で送信したテキストは、AIの訓練や改善に使われる場合があります。

料金:無料版 ¥0(月5万文字・ファイル翻訳月1件・5MBまで) / Individual ¥1,150/月(年払い。月払いは¥1,380) / Team ¥3,750/ユーザー・月(年払い。月払いは¥4,500) / Business ¥7,500/ユーザー・月(年払い。月払いは¥9,000) / Enterprise 要問合せ(日本向け表示・税込。Individual・Teamは30日間無料体験あり)

向いている人:文書ファイルの書式を保ったまま翻訳したい方、データの扱いに配慮した有料プランを利用したい方に適しています。

DeepLの機能・料金・よくある質問を詳しく見る

2. Google 翻訳

Google 翻訳は、Google が無料で提供する多機能な翻訳サービスです。テキストだけでなく、ドキュメントや Web サイト、画像、音声の翻訳にも対応しています。2026 年 4 月の公式ブログによると、ほぼ 250 の言語と 6 万以上の言語ペアに対応している点も大きな特徴です。

  • 強み:Web ブラウザとスマートフォンアプリの両方で無料で使えます。パソコン版では Word や PDF など 4 種類のファイルを最大 10MB まで翻訳できるのも便利です。
  • 強み:カメラ翻訳や会話モードなど、旅行や対面での会話で使える機能があります。2026 年 3 月からは、ヘッドホンを使ったライブ翻訳が日本でも提供開始されました。
  • 注意点:ドキュメント翻訳にはファイルサイズ 10MB、PDF は 300 ページ以下の制限があります。また、自社システムへの組み込みには、別サービスの Google Cloud Translation を利用する必要があり、従量課金制です。
  • 注意点:無料の Google 翻訳に入力したテキストの保存や学習への利用について、Google 翻訳に限った公式の説明は確認できません。機密情報の入力は控えてください。

料金:無料(Webサイト・Android/iOSアプリ) / システム組み込み用のAPIは別サービスのGoogle Cloud Translation(従量課金・米ドル)

向いている人:無料で多言語対応を確認したい方、旅行先での会話や書類の読み解きに手軽なツールを探している方に適しています。ただし、ビジネス文書を扱う場合は、ファイルの上限や入力データの扱いに注意が必要です。最新の利用状況は公式サイトで確認してください。

Google 翻訳の機能・料金・よくある質問を詳しく見る

3. みらい翻訳

みらい翻訳は、株式会社みらい翻訳が提供するビジネス向けのAI翻訳サービスです。個人やチーム向けの「みらい翻訳Plus」と、組織向けの「みらい翻訳 FLaT」の2つのラインナップがあります。テキストやファイルの翻訳に加え、専門分野向けのモデルも利用できます。

  • 強み:無料プランでも入力データを二次利用せず、翻訳完了時にサーバーから削除すると説明されています。
  • 強み:FLaTでは法務・財務や特許向けの専門モデルが選べ、ID数と翻訳量が無制限です。
  • 注意点:対応言語はPlusが14言語、FLaTが日本語と20言語で、それ以外の言語には対応していません。
  • 注意点:FLaTは月25万円からと高額なため、少人数での利用ではPlusとの比較が必要です。

料金:Plus Free ¥0(テキスト翻訳5,000文字まで・1日の文字量制限あり、ファイル翻訳月1件) / Plus Starter ¥495/ユーザー・月(年払い。月払いは¥550) / Plus Standard ¥2,475/ユーザー・月(年払い。月払いは¥2,970) / Plus Premium ¥4,950/ユーザー・月(年払い。月払いは¥5,940) / FLaT(組織向け)25万円〜/月

向いている人:データセキュリティを重視する個人やチーム、また専門的な文書の翻訳が必要な組織に適しています。

みらい翻訳の機能・料金・よくある質問を詳しく見る

4. PLaMo翻訳

PLaMo翻訳は、Preferred Networksが開発した国産大規模言語モデル「PLaMo」を活用したAI翻訳サービスです。2026年10月のアップデートで第3世代モデルへ移行し、対応言語が53言語に拡大しました。日本語または英語との双方向翻訳に対応しています。

  • 強み:データ処理・保存は日本国内のサーバーだけで行われると説明されています。
  • 強み:ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議に翻訳ボットを参加させ、発言をリアルタイムで翻訳できる機能があります。
  • 注意点:無料プランの入出力データは、新サービスの開発やAIモデルの学習・改善に使われる場合があります。

料金:Free ¥0 / Lite 月額1,180円(税抜、税込1,298円) / Pro 月額2,980円(税抜) / Liteチーム 1人あたり月額2,380円(税抜) / Proチーム 1人あたり月額3,980円(税抜) / エンタープライズ 要問合せ(いずれも通常価格の月払い。年払いは16.7%割引。2026年11月30日までキャンペーン価格あり)

向いている人:国内サーバーでのデータ処理を重視する方、またはオンライン会議でのリアルタイム翻訳が必要な方に向いています。有料プランでは入出力データが学習に使われない点も安心材料です。

PLaMo翻訳の機能・料金・よくある質問を詳しく見る

5. ヤラク翻訳(旧ヤラクゼン)

ヤラク翻訳(旧ヤラクゼン)は、八楽株式会社が提供するAI翻訳ワークスペースです。独自の「ヤラクエンジン5」に加え、ChatGPTやDeepLなどの複数の翻訳エンジンを切り替えて利用できます。自動翻訳からファイル翻訳、用語集の管理までを1つの画面で扱えるCATツールとして機能します。

  • 強み:無料会員でも月5万字(1回5,000字)まで翻訳できるため、まずは試してみたい場合に適しています。
  • 強み:プレミアムプラン以上であれば、複数の生成AIや機械翻訳エンジンを状況に応じて使い分けられます。
  • 注意点:DeepLエンジンを利用するには、別途DeepL ProのTeamまたはBusinessプランへの申し込みが必要です。
  • 注意点:無料会員で利用可能な翻訳エンジンは、ヤラクエンジン5のみです。

料金:デモ利用 ¥0(1回2,000字・月2万字) / 無料会員 ¥0(1回5,000字・月5万字) / プレミアム ¥2,480/30日(月払い・税抜、税込¥2,728)、年払い ¥23,760/年(税抜、税込¥26,136) / カンパニー ¥13,000/月〜(税抜。1〜5名は同額、10名で¥20,282/月) / エンタープライズ 要見積(初期費用¥100,000〜)

向いている人:複数の翻訳エンジンを比較しながら品質を確認したい個人や、チームで用語集を共有しながら効率的に翻訳作業を進めたい企業の方に向いています。

6. Papago

Papagoは、韓国のNAVERが提供するAI翻訳サービスです。テキスト・画像・ファイル・音声・ウェブサイトの翻訳に対応しています。無料版に加え、機能拡張が可能な有料版「Papago Plus」も利用できます。

  • 強み:無料版でもファイル翻訳(月20件)や画像翻訳(月30枚)が使えます。Plus Basicは月$9.99で、テキスト翻訳が無制限になります。
  • 強み:Standard以上では100人までのチーム管理と用語集の共有が可能です。PCアプリやChrome拡張機能も提供されています。
  • 注意点:料金は米ドル表示で、日本円での価格は案内されていません。無料版とPapago Plusはアカウントに互換性がなく、Plusは新規登録が必要です。
  • 注意点:無料版は「学習データに同意するとデータを活用」とされています。同意した場合は入力内容が活用される点にご注意ください。

料金:Papago 無料 / Papago Plus Basic $9.99/月 / Plus Standard $29.99/ユーザー・月 / Plus Advanced $55.99/ユーザー・月 / 100名以上は法人向けプラン 要問合せ(米ドル・月払いの表示。年払いは15%割引。Basic・Standardは初回1か月の無料体験あり)

向いている人:個人で多様な形式の翻訳を行いたい方、または小規模チームで用語集を共有しながら作業を進めたい方に適しています。ただし、アカウント移行の手間やデータ利用条件の確認が必要です。

Papagoの機能・料金・よくある質問を詳しく見る

7. Weglot

Weglotは、既存のWebサイトを多言語化するサービスです。機械翻訳で自動翻訳し、ビジュアルエディタで訳文を手直しして公開できます。110以上の言語に対応しており、日本語も対象に含まれています。

  • 強み:DeepLやGoogle翻訳などのエンジンを、言語ペアに応じて自動で使い分けます。
  • 強み:WordPressやShopifyなど、主要なサイト作成ツールと連携できます。
  • 注意点:料金はユーロ建て・税抜で、円での価格表示はありません。
  • 注意点:サポートは英語とフランス語のみ提供されています。

料金:Free €0(2,000語・1言語) / Starter €15/月(1万語・1言語) / Business €29/月(5万語・3言語) / Pro €79/月(20万語・5言語) / Advanced €299/月(100万語・10言語) / Extended €699/月(500万語・20言語) / Enterprise 要問合せ(ユーロ建て・税抜。年払いは2か月分無料。各有料プランは最初の14日間無料)

向いている人:既存のWebサイトを多言語化したい方です。2,000語までの小規模なサイトなら、無料プランで使い続けられます。ただし、サポートが英語とフランス語のみである点に注意が必要です。

Weglotの機能・料金・よくある質問を詳しく見る

8. Rask AI

Rask AIは、動画や音声を別の言語に翻訳して吹き替えるAI動画ローカライズサービスです。文字起こしから翻訳、音声生成までをまとめて行えます。130以上の言語への翻訳に対応しています。

  • 強み:日本語を含む57言語で、話者の声を再現するボイスクローンが利用できます。
  • 強み:完成した動画の分数で課金されるため、セグメントの再吹き替えに追加料金がかかりません。
  • 強み:3分の無料トライアルは、クレジットカードなしで試すことができます。
  • 注意点:料金は米ドル建てで、円での価格表示はありません。
  • 注意点:月払いの場合、使わなかった分数は翌月に繰り越されません。

料金:Free trial $0(3分) / Creator $39/月(月25分) / Creator Pro $99/月(月100分) / Business $249/月(月250分) / Enterprise 要問合せ。年払いでは、Creator $329/年、Creator Pro $799/年、Business $1,999/年です。

向いている人:動画コンテンツの多言語展開を検討している方、または既存の動画を他の言語に吹き替えたい方に向いています。日本語での吹き替えやボイスクローンが必要な場合にも適しています。

Rask AIの機能・料金・よくある質問を詳しく見る

9. Phrase TMS

Phrase TMSは、Phrase社が提供するクラウド型の翻訳管理システム(TMS)です。翻訳プロジェクトの進行管理や翻訳メモリ、機械翻訳、品質評価などを、社内外の翻訳者と共有して利用できます。旧称はMemsourceで、2022年9月にPhraseブランドへ統合されました。

  • 強み:翻訳会社や社内外の翻訳者との共同作業を、1つのプラットフォームで管理できます。
  • 強み:Phrase Language AIが状況に応じて機械翻訳エンジンを選びます。
  • 強み:独自の機械翻訳NextMTは、顧客データを学習に使っていないと公式に説明されています。
  • 注意点:法人向けのTeamは月$1,245(年払い)からで、料金は米ドルなどの外貨建てです。
  • 注意点:品質スコアリング(QPS)など一部のAI機能は、顧客コンテンツで学習・再学習すると公式に説明されています。

料金:翻訳者・翻訳会社向け Freelancer $27/月(年払い・TMS 1席)・Professional $525/月(年払い) / 法人向け Team $1,245/月(年払い) / Business・Enterprise 要問合せ(米ドル表示。ユーロ・ポンド・チェココルナでも表示。14日間無料トライアル)

向いている人:翻訳プロジェクトの管理を一元化したい企業や、翻訳会社と連携して作業を進めたい方に向いています。また、データの取り扱いに配慮した機械翻訳機能を利用したい方も検討の価値があります。

Phrase TMSの機能・料金・よくある質問を詳しく見る

10. Amazon Translate

Amazon Translateは、AWSが提供するニューラル機械翻訳のAPIサービスです。75言語のテキスト翻訳と、Word・PowerPoint・Excelなどの文書のバッチ翻訳に対応しています。利用した文字数に応じた従量課金制で、少量から導入が可能です。

  • 強み:使った分だけ課金されるため、コスト管理がしやすいです。また、日本語の敬語レベルを丁寧語またはくだけた表現に指定できます。
  • 強み:S3経由で大量の文書をまとめて翻訳できるバッチ処理に対応しています。カスタム用語や対訳データで、訳し方を調整することも可能です。
  • 注意点:AWSアカウントやIAMなどの設定が必要なため、開発者向けのサービスです。リアルタイム文書翻訳は英語との組み合わせに限られます。
  • 注意点:入力テキストがサービスの品質向上に使われる場合があります。除外するには、AWS Organizationsのオプトアウトポリシーを設定する必要があります。

料金:標準テキスト翻訳とバッチ文書翻訳は100万文字あたり$15です。DOCXのリアルタイム文書翻訳は$30、Active Custom Translationは$60です。標準・バッチ翻訳には月200万文字を12か月、Active Custom Translationには月50万文字を2か月の無料利用枠があります。

向いている人:AWS環境を活用している企業や、API経由で翻訳機能を自社システムに組み込みたい開発者に向いています。大量の文書をまとめて処理したい場合や、特定の用語の訳し方を厳密に管理したい場合に適しています。最新の料金や機能は公式サイトで確認してください。

Amazon Translateの機能・料金・よくある質問を詳しく見る

目的別のおすすめ

目的 おすすめ 理由
まず無料で試したい Google 翻訳、Papago どちらも基本のテキスト翻訳が無料で利用でき、Papagoは無料版でもファイル翻訳(月20件)と画像翻訳(月30枚)を使えます。
日本語のビジネス文書で使いたい みらい翻訳、PLaMo翻訳 両者ともデータ処理を日本国内のサーバーで行うと説明されており、みらい翻訳は法務・財務モデルなどビジネス特化の機能も備えています。
チームで共有して使いたい DeepL、Phrase TMS DeepLはTeam以上のプランで用語集やカスタムルール、チーム管理を使え、Phrase TMSは翻訳プロジェクトの進行管理やベンダー管理を一元化できます。
開発者としてAPIで使いたい Amazon Translate、Rask AI Amazon Translateは従量課金のテキスト翻訳APIを提供し、Rask AIは動画や音声のローカライズをAPI経由で利用できます。
Webサイトを多言語化したい Weglot 既存のサイトを自動翻訳し、ビジュアルエディタで訳文を手直ししながら公開できるWebサイト特化のサービスです。
会議や音声をリアルタイム翻訳したい PLaMo翻訳、Google 翻訳 PLaMo翻訳は有料プランでZoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議の発言をリアルタイムに翻訳でき、Google 翻訳は会話モードやヘッドホンでのライブ翻訳に対応しています。
動画を他の言語で吹き替えたい Rask AI 文字起こしから翻訳、吹き替えまでをまとめて行え、日本語を含む57言語で話者の声を再現できます。
複数の翻訳エンジンを比較したい ヤラク翻訳(旧ヤラクゼン) 1つの画面でChatGPTやDeepLなど複数の翻訳エンジンを切り替えて使い比べることができます。

料金はツールによって通貨や課金単位が異なるため、導入前に公式サイトで最新の価格設定を確認してください。また、データの利用方針やプライバシーポリシーはツールごとに異なるため、社内の規程に合わせて比較検討が必要です。

失敗しない選び方のポイント

目的に合う料金体系か

ツールによって課金方法が異なります。DeepLやみらい翻訳はユーザー単位の月額制ですが、Amazon Translateは文字数に応じた従量課金です。

少量の翻訳なら従量課金が適していますが、毎日大量に使う場合は固定費のプランの方がコスト管理しやすい場合があります。

無料枠の制限内容

無料で使える範囲はツールごとに異なります。DeepLは月5万文字までですが、みらい翻訳Plusは1日あたりの文字数に制限があります。

また、Papagoの無料版では学習データへの同意が求められます。利用前にデータの利用条件を確認することが重要です。

日本語対応と品質

日本語の翻訳品質はツールによって異なります。Amazon Translateは丁寧語やくだけた表現を指定できますが、Weglotはサポートが英語とフランス語のみです。

データを国外に出したくない場合は、みらい翻訳やPLaMo翻訳のように日本国内のサーバーで処理するサービスが選択肢になります。

使える環境の広さ

利用したいデバイスに合わせて選ぶ必要があります。PLaMo翻訳はWindowsやMacのデスクトップアプリに対応していますが、Rask AIはWebとAPIのみです。

会議中にリアルタイム翻訳が必要なら、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議を翻訳できるPLaMo翻訳(有料プラン)が候補です。対面の会話なら、Google 翻訳の会話モードやライブ翻訳も使えます。

個人向けか法人向けか

利用規模によって最適なツールが変わります。Papagoは個人から100人までのチーム向けですが、Phrase TMSは翻訳会社との共同作業を管理する法人向けのシステムです。

チームで使う場合は、Papago Plus(Standard以上)のように用語集を共有できるか、みらい翻訳FLaTのようにID数・翻訳量が無制限のプランがあるかを確認してください。

よくある質問

Q. 無料で使えるAI翻訳ツールにはどのような制限がありますか?

DeepLの無料版は月5万文字・ファイル翻訳月1件(5MBまで)に制限されています。Google 翻訳はドキュメント翻訳が10MBまで、PDFは300ページ以下という上限があります。Papagoの無料版では、学習データへの同意がある場合、入力内容が活用される可能性があります。

Q. 日本語の翻訳品質や対応状況で注目すべき点はありますか?

DeepLとGoogle 翻訳は日本語対応しており、多くの言語ペアで利用できます。みらい翻訳はPlusプランで14言語、FLaTで日本語と20言語に対応しています。Amazon Translateは75言語に対応し、日本語では丁寧語とくだけた表現の指定が可能です。

Q. 有料プランの料金体系はどのように異なりますか?

DeepL Individualは年払いで月¥1,150から利用できます。みらい翻訳Plus Starterは年払いでユーザーあたり月¥495です。Papago Plus Basicは月$9.99、Weglot Starterは月€15となっています。各ツールによって通貨や課金単位が異なるため注意が必要です。

Q. 企業利用時のデータセキュリティはどのように確保されていますか?

DeepL Proでは翻訳データがAIモデルの訓練に使われないと明記されています。みらい翻訳Plusは入力データを二次利用せず、サーバーから削除すると説明されています。PLaMo翻訳の有料プランでは、入出力データが学習に使われず即時破棄されると公式FAQに記載されています。

Q. 動画や音声の翻訳に対応しているツールはありますか?

Rask AIは130以上の言語への動画・音声翻訳と吹き替えに対応しています。日本語を含む57言語でボイスクローンも可能です。Google 翻訳には会話モードやライブ翻訳機能があり、対面の会話での利用に適しています。

まとめ

本記事では、DeepLやGoogle 翻訳など10種類のAI翻訳ツールを比較しました。各ツールは、テキストや文書ファイルの翻訳だけでなく、Webサイトや動画のローカライズ、組織向けの管理機能まで対応範囲が異なります。

料金体系も、無料から使えるものや従量課金制、外貨建てなど多様です。また、データの保存場所や学習への利用有無といったプライバシー面の違いも確認できました。導入の際は、自社の目的や予算に合うかを見極めることが重要です。

  • 日常のテキスト翻訳:Google 翻訳(無料で使える言語数が多く、手軽に試せる)
  • ビジネス文書の翻訳:DeepL(PDFやWordの書式を保ったまま翻訳でき、有料版は翻訳データを学習に使わない)
  • 動画や音声の吹き替え:Rask AI(日本語を含む多言語でのボイスクローンに対応している)

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この記事の執筆・検証

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AIpedia編集部

AIpedia編集部は、AIツールの調査・比較・検証を専門とするチームです。紹介するツールは実際にアカウントを作成して操作し、料金体系・主要機能・使用感を確認した上で執筆しています。記事は定期的に見直し、情報の更新に努めています。